佐渡半周の記録(2007.8.6~8.10)
8月の第二週の週間予報は晴れマークの連続。 佐渡半周はこの時(8月6日)と前々日から準備をしてどうしても落とせない用件を午前中に済ませ12時10分のカー
フェリーに自転車とテントと共に乗船しました。 週間予報は出発前に再度確認・・・結果は一週間晴れマークの連続なので安心していました。 しかし、フェリーに乗っ
てお昼のニュースを見ると今夜に雨マークが付いています。それは無いだろう~ と心の中でつぶやいたけれどフェリーと時間は戻ってくれません。 フェリーは佐渡に向
かって進むばかり。
そして14時30分両津港に接岸しました。 別に今夜の寝場所を決めてある訳でもないので真水が流れ込んでいてテントが張れて泳げる場所を探しながら自転車を走ら
せ両津港より約15kmの浦川で一泊目のテントを張ることとしました。 砂浜は無くてコンクリートの護岸の上にテントを張って早速ひと泳ぎです。
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海からの頂き物 |
のんびり海を眺めながら海からのいただきものをつまみに17時50分
よりアルコールタイムです。 |
8月7日
雨の予報でしたが無事に朝を迎えました。でも空はどんよりとしています。朝食を摂り6時に次の場所を目指して出発・・・どこまで進めるのか?
出発から1時間を過ぎた頃、小雨が降ってきました。幸い、トンネルに滑り込むことができたのでしばらく雨宿りをしましたが雨は止む気配もありません。
トンネルの中では危険なので途中にあった食堂まで戻って約1時間の雨宿り。晴れ間を見て再出発しましたがすぐにまた雨が落ちてきたので道路脇にあった祠の庇
の下で蚊と格闘しながらまた1時間の雨宿り。晴れ間を狙って出発しましたが10分もしないうちにまた雨です。今度は道路から少し奥に建っていた農作業小屋へ退避…
雷も鳴り始め、たたきつけるような雨。家に電話して天気予報を確認したら佐渡に大雨洪水警報が発令されているとのことです。ここで1時間半の雨宿りをしてから
自転車を走らせ鷲崎が見える場所に来たらまた、激しい雨粒。大きな食堂のような建物が見えたのでそこを目指して大急ぎ。建物は食堂ではなく両津市のディーサー
ビスセンター「かんぞう」でした。 最初は玄関先の車寄せで雨宿りでしたが10分もすると横殴りの雨・・・職員の方が親切に中に入って休むようにと言ってくれましたの
で遠慮なく甘えさせていただきました。ありがとうございました。ここで約2時間の雨宿り。結局、「かんぞう」を出発したのが午後1時過ぎでした。
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晴れ間に目に付いた花
賽の河原に入る「願」部落の入り口で冷やしトマトを売っていたので昼食代わりです。
売っていたのは完熟したものでしたが我がままを言って畑から少し青いトマトを採ら
せてもらいました。 |
賽の河原 ←佐渡 賽の河原のHPにリンク
今日の泊まりは「岩谷口」となりました
雨は「かんぞう」をでてから止んでくれました。
岩屋口は昔の面影がなく砂浜が汚れていました。
海の中には海藻もないためウニさえも見えません。
ウニがいればサザエが~そしてサザエがいればア
ワビがいるんですが…地元の人が少ない海藻のモ
ズクを採っていました。
曇り空の下でふてぶてしいパフォー マンス。 |
8月8日
朝から雨が降り出して4時にテントの中で目を覚ましました。 このまま雨が止むまでテントの中で過ごそうと諦めて朝食を済ませてゴロゴロ。7時15分頃雨が
あがったので早速テントをたたんで次の場所へ移動開始。今夜の場所はどこになるのか?天候は順調に回復して太陽が顔を出してくれました。お昼に戸地川の河口
に到着・・・水が綺麗なので今日はここにテントを張ることにして早速、設営し昼食を済ませて海で思い切り泳ぎました。
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真っ黒な蛇・・・初めて見ました。
姿かたちからシマ蛇の黒化したものと思われ
ます。
蛇も暑いので水が恋しくなったのでしょうか?
戸地川の水辺に居ました。
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泳ぎの合間にちょっと潜って海の恵みをゲット。
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豪華?アワビ入りインスタントラーメン
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夕暮れの海を見つめて
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8月9日
今日は朝から太陽が輝いて最高の天気です。 妻と娘と孫が今日、佐渡に来るので合流するため合流地の「稲鯨」に向かって出発。9時に到着し10時過ぎに合流。
その後は自転車を置いてレンタカーで二つ亀の海水浴場で遊び民宿へ。
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8月10日
私は夜に外せない会合があるので朝、孫達と別れ自転車で両津港へ。ハプニングは両津港の5km位手前で起きました。パンクです。約17kgのリュックを背負
って自転車を押しながら約1時間20分歩きました。そして両津でパンク修理し帰りのフェリーに乗り込みました。残りの半周は来年へ繰越です。天気(天気予報?)
には泣かせられましたが楽しい半周でした。 |